めだかの繁殖について

〇めだかの繁殖について

めだかを飼っているうえで、挑戦したいのはやはり「繁殖」です。

〇産卵してくれない!

めだかの卵が取れない場合、いくつかの理由が考えられます。
1.水温が低い
2.成長しきっていない
3.卵を産んだが食べてしまった
4.ペアの相性が悪い
5.性別が偏っている、どちらかしかいない

〇解決策

1. めだかは 水温18℃以上 、 日照時間12~13時間 の環境が整っているときに産卵します。
  屋外飼育での目安は4~10月ですが、寒い時期でも環境が整えれば(室内でヒーターを使う等)産卵は可能です。
2. めだかが繁殖可能になるのは生後2,3ヶ月、 体長3cm程度 と言われています。 また、産卵にはエネルギーを使うので、繁殖を狙う場合はえさの回数を増やすなど、十分に太らせることも必要です。
3. 特にたくさんのめだかを飼育している場合に起こりやすいです。
  できるだけこまめに産卵床(ホテイアオイなど卵を産み付ける場所)を確認し、 卵を隔離する ようにしてください。
  また、水槽内のめだかを5匹程度に絞って繁殖させるのも一つの手です。
4. 相性の悪いペア の場合、まったくと言っていいほど卵を産みません。
  ペアを変えて、産卵行動がみられるかを観察しましょう。
5. 水槽内に メスがオスより多くいる のが理想とされています(メス3匹にオス2匹など)。
  ヒレ長やスワローめだかなど、雌雄の判別がつきにくい品種もいますが、一般的なめだかの雌雄の見分け方は下記画像の通りです。